インプラント治療って?

歯周病、虫歯、事故など何らかの原因で歯を失ってしまった時、顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療方法です。
いつからはじまったのか
世界に数多く残された遺跡で発見された人骨やミイラには、宝石をはめ込んだ顎骨が見つかったインカ帝国、歯の抜けたところへ象牙や宝石を埋めたエジプト文明などがありました。


近年発見された西暦700年代のマヤ族の女性のミイラの下顎の骨に貝殻が歯根の代わりに埋め込まれ、一体化していたということが報告されています。
現在の治療のはじまり
1952年、スウェーデンの科学者ペル・イングヴァール・ブローネマルク教授が実験でウサギの骨に埋め込んだ金属製の生体顕微鏡を外そうとしたところ、顕微鏡が骨にくっついてしまいはずれませんでした。


この顕微鏡がチタン製であったことからチタンと骨が結合することが発見されました。


この現象はブローネマルク教授によりオッセオインテグレーション(骨結合)と命名され研究の末、人間に臨床応用されました。
インプラントの経過
現在、治療から10年経過して機能しているインプラントは96%以上あります。チタンは骨と結合することが大きな要因です。


日本に導入されたのは1982年トロント会議以降となります。


欧米人用に開発されたインプラントは日本人にはサイズ等で適応しない部分もありましたがプラトンインプラントシステムとして、日本人向けに開発されました。


また、チタンが骨と結合する仕組みは、医療の現場においては人工関節等にも応用されています。
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